養鶏・養豚生産者、関係者の皆様へ
鳥インフルエンザウイルス、豚熱ウイルスを持ち込まない・広げない・持ち出さないための防疫対策を
2024.01
持続可能な日本の養鶏・養豚産業のため業界に関わる全員が防疫対策の基本を徹底しましょう
国内複数の養鶏場で鳥インフルエンザが発生しています。
10月以降、全国の野鳥にて鳥インフルエンザの発生が確認されており、リスクが高まっています。
昨年度は26道県84事例1,771万羽の殺処分と事例数・殺処分羽数とも過去最多でした。また、国内のみならず海外でも広く発生が確認されています。
豚熱ウイルス(CSF)は、九州まで広がっています。
野生イノシシでのCSF検出の有無に関わらず、防疫対策を徹底することの重要性が示唆されています。
2023年8月31日までに、20都県89事例37万頭が殺処分されています。令和5年8月29日、野生イノシシではCSFが未検出であった九州(佐賀県)の農場で初のCSFが発生しました。
鶏舎・豚舎は家畜防疫の最後の砦、徹底強化でウイルスの侵入を防ぎましょう
(株)科学飼料研究所、全農畜産サービス㈱では、防疫に関する様々な資材を取り扱っています。
野生動物の侵入防止対策
畜舎の開口部、隙間、防鳥ネットの穴は必ず対策し、野生動物の侵入を防ぎましょう。
フェンスの設置、近隣の除草や水辺の防鳥対策も重要です。
農林水産省HPより
畜舎への病原体防止対策
ごしごし君
踏み込み消毒漕の前に、ブラシで長靴の汚れを落として消毒効果をUP
長靴の履き替えはスノコを使って交差汚染を防ぎましょう。
防疫対策資材の効果的な利用で消毒効果を高めましょう
フィーネナチュラルFNPパウダー
グロリアフォームマスター
リトアクア
JACCネット
全農畜産総合情報サイト「JACCネット」では、分かりやすい家畜防疫に関するコンテンツを多数用意しています。農場従業員の方への研修用としてもご利用できますので、ぜひご活用ください。
家畜防疫のとりくみ
飼養衛生ガイドブック
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