農業経営に役立つリースセミナー:JA三井リース株式会社

2022.08

 皆さま、「リース」についてご存じでしょうか。「リースという言葉は聞いたことはあるけど、詳しくは分からない」という生産者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 今回は、JA三井リース株式会社が取り扱っている畜産経営に役立つリースについて、基礎から応用まで学べるオンラインセミナー(無料)をご紹介します。

 JA三井リース株式会社では、自動給餌機、分娩監視装置、飼料タンク、非常用発電機、ホイルローダー等、畜産経営に必要となるあらゆる機械や設備、更には牛・豚・鶏などの生物の減価償却資産、畜舎の屋根に敷設する自家消費型太陽光発電設備などの再生可能エネルギー分野まで、多様な設備投資を支援するリース&ファイナンス商品を提供しています。

 2021年3月からオンライン形式(Zoom)での無料セミナーを始め、22年6月の時点で、開催回数は100回を超え、延べ550名以上の皆さまにごc参加いただきました。

 これまでのリースに対する割高なイメージや、「結局自分の所有にはならない」とお考えの方にとって、従来のリースの常識がひっくり返る内容となっています。

導入事例

充実したセミナー内容

 セミナーでは、リースの仕組み、特徴、メリットやデメリットなどの解説を主とした「入門編」と、複数の生産者で機械を共同利用いただくシェアリース、法人化や事業承継にともなう資産承継のサポート(資産査定から買取・リースまで一気通貫でサポートします)、新規就農支援、税務会計面の耳寄り情報、畜産分野での取り組み事例まで、リースの枠を超えたさまざまな情報をお届けする「応用編」の二部構成となっています。

 セミナーの開催時間は、毎週木曜日の19時から約60分間。各回とも参加人数が5名前後の少人数で行います。分からないことや気になることを講師に質問して、不明点を確認することができます。

リースセミナー(無料)参加の申し込み

セミナーに興味がある方は、申し込みフォームに必要事項を記入のうえ、お申し込みください。

  • 開催時間:毎週木曜日19時〜(約60分)
  • 参加人数:各回5名前後

※個別での開催、曜日の変更をご希望の方は、「その他」の欄にご記入ください。

リースを活用して自然災害のリスクをヘッジ(転嫁)する

 近年、台風や積雪による施設の倒壊、洪水による機械の水没、落雷によるICT機械の故障等の相談が相次いでいます。このような自然災害リスクは年々高まってきており、自ら畜産経営を守るという観点からも、リスクを損害保険でヘッジすることも検討する必要があります。

 リスクのヘッジを行う際の最初の悩みとしてよくあるのが、損害保険(公的・民間)の種類が多く、何を選べばよいかよく分からないということです。特に、畜産のような固定費が大きい業種においては、リスクが大きいことから通常よりも保険料(掛け金)が割高になるため、加入をちゅうちょする方も多いようです。しかし、そのようなお悩みも「リース」で解決することができます。畜産用の機械や設備をリースする場合には、必ず「農機動産総合保険」という損害保険が付保してあり、安心して機械設備をお使いいただけます。

「農機動産総合保険」とは?

*左記の内容はJA三井リースが付保する場合の保険内容となっています。

 ①作業中の偶発的な事故(例えば、ホイルローダーをどこかにぶつけてしまった、横転してしまった等)による損害や、上のような自然災害により生じたリース物件に対する損害を、幅広く、手厚く補償します。

 ②保険免責事由(保険金が払われないケース)は以下の通りです。故意・重大な過失、置き忘れ・紛失、使用人等の不正行為、戦争、その他変乱地震・噴火・津波、道路走行中の損害、自然損耗・変質等

 ③保険金額 は、リース期間経過とともに逓減します(保険金額=未払いのリース料相当額)。なお、修理可能な場合は 修理代金 が保険金額の上限内で支払われ、修理不能(全損)の場合は、未払いのリース料相当額を補填し、契約終了となります。

 損害保険に未加入の場合、自然災害等で機械や設備が全損してしまった時には、その設備の取得費用が水の泡になり、再調達のために更なる資金が必要となります。

 リスクをヘッジする損害保険はさまざまありますが、今回ご紹介したような損害保険つきリースという方法もあります。ご自身で損害保険に加入する場合と比べてメリット(広い補償範囲)があるかもしれません。一度比較してみてはいかがでしょうか。

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