第6回和牛甲子園に向けた高校牛児たちの熱い前哨戦!!

2022.12

 今年度で第6回目を迎える和牛甲子園。ここでは、2023年1月19、20日に開催される和牛甲子園の概要と、大会に先駆けて11月16日に開催された研修会「和牛アカデミー」の様子を紹介します。

第6回和牛甲子園

第5回和牛甲子園優勝旗返還の様子

開催日時

2023年1月19日(木)13:00〜18:00
1月20日(金) 8:00〜15:30

開催場所

体験発表会等
品川グランドホール(THE GRAND HALL)

枝肉共励会
東京都中央卸売市場食肉市場 (東京・品川)

開催場所

23道府県40校 出品頭数56頭

公式HPはこちら!

大会概要

 JA全農は2023年1月19、20日に、第6回和牛甲子園を実参加とオンライン参加の参加併用形式で開催する予定です。和牛甲子園は、①将来の担い手候補である高校生の就農意欲の向上、②日本各地で同じ志を持つ高校生同士のネットワークを創出し意欲と技術の向上を図ることを主たる目的としています。新型コロナウイルス感染症感染拡大にともない、第3回大会を最後に実開催は見送られてきましたが、3大会ぶりに実参加を含めた開催となります。
 和牛甲子園は、日頃の取り組みを評価する「取組評価部門(体験発表会)」と、出品牛枝肉の肉質を評価する「枝肉評価部門(枝肉共励会)」の2部門があり、それぞれ最優秀賞、優秀賞、優良賞を決定するとともに、2部門を総合的に評価する「総合評価部門」として最優秀賞を決定します。そのほかに審査委員選出による審査委員特別賞、出場校の投票によって選出する高校牛児特別賞があります。

和牛アカデミー事務局のJA全農 畜産総合対策部 販売畜産課の担当者

 体験発表会は前回大会に引き続き、事前に動画を事務局に送付。審査委員は①どのようなことにチャレンジ・挑戦し、どのように問題解決したか、②発表資料は分かりやすいか、③話し方は明瞭簡潔で分かりやすく、チームワークが発揮されているか、④高校生らしい創意工夫や独自性がある取り組み内容か、等を評価し、大会初日の19日に審査の結果発表と入賞校の動画を配信します。

 各校の動画は和牛甲子園のホームページ上に公開予定です。7分の動画に込められた高校牛児たちの熱い思いを皆さまもぜひご覧ください。
 枝肉共励会は、大会2日目の20日の午前中に東京中央卸売市場食肉市場で開催され、参加牛は全てセリにて販売。午後に審査発表及び入賞牛6頭の審査講評が行われ、その模様は後日動画配信します。また、各校が出品した枝肉は、枝肉共励会の前に予定されている枝肉勉強会にて、各校ごとに解説講義と質疑応答を実施します。

 高校牛児は出品牛の枝肉を検品することで日頃の成果・課題を確認することができます。
 出場校にとって、他の学校はどんな学校なのか、全国にどんな仲間がいるのかはとても気になるところ。和牛甲子園では、出場校同士の交流を目的に、各校に30秒のPR動画を作成していただき、和牛甲子園のHP上で随時公開、大会当日の休憩時間等でも放映予定です。各校が趣向を凝らして作成したPR動画は、思わず笑みがこぼれ、元気をもらえる動画ばかりです。また、購買者に向けたメッセージとして、10秒の動画も作成しています。大会当日、東京食肉市場で放映予定です。
 出場校は、新規参加校5校を含む23道府県40校、出品頭数は56頭を予定しており、前大会の19県35校50頭を超え、今年も参加校数が過去最多を更新いたしました。大会の模様は後日、YouTubeで配信しますので、高校牛児たちの熱い戦いをぜひご覧ください。

和牛アカデミーの開催

 2022年11月16日に、第6回和牛甲子園出場校を対象とした研修会「和牛アカデミー」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインで開催され、当日は17校の先生が参加しました。
 始めに、主催者を代表してJA全農畜産総合対策部畜産販売課の上田課長より挨拶があり、和牛甲子園に参加いただく高校への御礼と、事務局としての和牛アカデミーへの意気込みが伝えられました。
 続いて、事務局より第6回大会の概要説明を行いました。今大会では実参加する学校と学校から会場にリモートで参加する学校の、参加併用形式の開催となることを確認しました。
 和牛アカデミーはオンラインでの開催となりましたが、和牛甲子園に向けて活発な質問が交わされ、参加者の意気込みが伝わる、貴重な情報交換の場となりました。

和牛アカデミーのオンラインセミナー 画面

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