読者の広場/見てみて!うちの農場 vol.30 高等学校編
2023.02
冷たい風の中にも、春の気配を感じるようになってきました。
2023年は卯年。兎はピョンピョンと跳ねることから「飛躍の年」ともいわれています。
今回は、今年1年の目標と、畜産経営を行ううえで気になる衛生管理や病例、事故事例についてお聞きしました。
読者からひと言
- 放牧飼育における、多頭経営の内容について詳しく知りたい!(長崎県・繁殖和牛 山口智弘さん)
- 全共では、鹿児島の相変わらずの強さを実感しました。他県の頑張りも回を重ねるごとにレベルアップしています。和牛の生産も県によって、違いがあるかと思いますが、保温や遮熱対策など季節ごとの工夫なども知りたいです。(宮崎県・肉牛繁殖 きょーちゃん)
※お寄せいただいたご意見・ご要望につきましては、誌面制作の参考とさせていただきます。
「読者の広場」には締め切り日までにいただいた分を掲載しています。
Q.今年はどんな1年にしたいですか?目標を教えてください。
- 子牛市場で高く売りたい! (岩手県・肉牛繁殖 匿名希望さん)
- 2027年開催の北海道全共に向けて、母牛の体調管理や導入計画など、ベースを作る1年にしたい。(京都府・肉用牛繁殖 株式会社いちがお畜産さん)
- 神戸牛を飼育していますが、1年1頭1産を目指します!(兵庫県・黒毛和牛 奥井正展さん)
- 子牛及び、親牛の市場価値を今より充実した価値にしたいです。(宮城県・繁殖 鈴木 太さん)
Q.どんな衛生管理や病例、事故事例を知りたいですか?
- 子牛、母牛の「ザ・ヨロイ落とし(143号で紹介した資材)」の適切な使用量と、母牛のヨロイのない管理方法。(宮崎県・黒毛和種繁殖 匿名希望さん)
- 出産時の事故と出産後の事故について。(岩手県・牛 山本勇子さん)
- 夏場の防虫対策。(宮城県・和牛 齋藤豊樹さん)
見てみて!うちの農場 〜高等学校編〜 vol.30
福島県立磐城農業高等学校
本校は、黒毛和種の繁殖牛7頭、肥育牛3頭、育成牛4頭に加え、鶏900羽を飼養しています。昨年は、関係機関の方々の協力を得て「第12回全国和牛能力共進会 鹿児島大会」に出場することができました。また、和牛甲子園への参加や畜産物JGAP認証などに取り組むことで、全国の農業高校生との交流を深めています。
今後も、地元いわきに本校の取り組みを発信して、畜産業を盛り上げることができるよう活動を続けていきたいと思います。
農場で働くご家族、従業員の方々などを写真とともに紹介します。写真は農場内ならOK。写真には簡単な説明を書き添えていただき、お気軽に編集部までご送付ください。なお、写真の返却は致しかねます。あらかじめご了承ください。宛先は「〒100-6832 東京都千代田区大手町1-3-1 JA全農畜産生産部推進・商品開発課/ちくさんクラブ21編集部」もしくは、eメール「zz_zk_chikusan_club@zennoh.or.jp」まで。
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※令和5年1月1日~1月31日までの閲覧数を計測。
1位 牛サルモネラ症の対策について特集!
2位 とうもろこしの価格高騰に迫る
3位 拡大する中国の牛肉市場を特集
4位 明日の畜産に役立つ「全農酪農セミナー2022」のご案内
5位 夏が来る前に効果的なサシバエ対策!
プレゼント
JAアグリ島根より「お茶の三幸園 抹茶サブレ」(10枚×1箱)3名様
本誌に対するご意見や、読者アンケートにお答えをいただいた方の中から、抽選でJAタウンに出品されている各地の名産品等をプレゼントします。申し込みはとじ込みハガキ・FAX用紙・QRコードをご利用ください。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
締め切り 2023年3月24日到着分まで
ちくさんクラブ21及びハガキ・FAX・メール、アンケートの個人情報保護法対応
ご提供いただいた個人情報は①誌面企画への反映、②質問に対する回答発送、③意見に対する確認作業、④プレゼント発送に利用いたします。また、この情報はJA全農からの情報提供を目的として利用させていただくこともあります。個人情報はJA全農個人情報保護方針に基づき厳重に管理いたします。詳しくは「JA全農ホームページ」にあります個人情報に関するご案内をご覧ください。https://www.zennoh.or.jp
資材紹介
カーフジャケット
丈夫で長持ち! カーフジャケットで子牛を寒さから守ろう!
アメリカ凍結精液販売会社「GENEX社」製の子牛用防寒具です。内側はキルト生地でできており、生後1カ月前後の子牛の体温低下を防ぎ、体調管理を助けます。また、子牛の成長に合わせて4サイズ展開しており、洗濯機で丸洗い可能な商品となっています。
お問合せ先
全農畜産サービス株式会社
TEL:03-5245-4871
URL:https://www.zcss.co.jp/
今回のテーマ
- 気になる畜産の新技術・商品はなんですか?
- 春から農場で働く新入社員にエールをお願いいたします!
編集後記
今回、「共創するチカラ」で取材をさせていただいた(株)岩手ファームの皆さま、お忙しい中ご対応いただき誠にありがとうございました。
さまざまな見どころがございましたが、特に景観の素晴らしさと特注の大型洗浄庫は圧巻でした!
岩手山を背景に見た木々の配置まで考えられた敷地内は非常に美しく、目を奪われました。植えられた木々は四季折々の花を咲かせるとのことでしたので、次にうかがう際の密かな楽しみです。(d.k.)
表紙写真
手塚畜産の皆さん、(株)長谷川農場と関係者の皆さん、(株)岩手ファームと関係者の皆さん、澤田農場の皆さん、第40回全農酪農経営体験発表会と第16回全農学生「酪農の夢」コンクールの受賞者と関係者の皆さん
編集委員
鈴木和明/中尾山隆司/剱持和幸/澤明/森本哲生/嶋亮一/相良倫成/内堀寛之/江崎尚二/泉瑞枝/出雲智子/児玉博士/加藤美和/笹渡翔/岩楯かをり/小宮山大介
発行元
JA全農畜産生産部推進・商品開発課
東京都千代田区大手町1-3-1 TEL:03-6271-8236 FAX:03-5218-2526
令和5年2月発行(隔月発行)※本誌の無断転載を禁じます
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